オホーツク海、サロマ湖の恵み。山海の自然と共に何世代にも渡り、僕たちはこの町で暮らしてきました。名産のホタテは年間4万トンの水揚げがされ、日本有数の産地となっています。ホタテだけでなく、サロマ湖の牡蠣、ピンクサーモン(カラフトマス)、ホッケ、ニシンなど、四季折々に変わる景色と漁場に溢れる海の幸は、豊かな自然そのものです。
春の丘陵から見下ろすオホーツク海は穏やかに。
一級河川の常呂川を有する肥沃な土地は、アスパラ、玉ねぎなどの大地の名産も。
短い夏を過ぎ、豊漁の秋へ。
漆黒の海。夜明けの太陽に海面が少しずつ照らし出され、魚影が近くに。網を引く手に力が入ります。
樹氷が告げる冬。銀世界に変わるころ、ホタテ漁は最盛期を迎えます。
流氷で閉ざされた海中ではプランクトンが集まり、来春の豊かな漁場の準備が始まります。
厳しい冬だからこそ、生まれる恵み。自然と生きることを一年を通して体感できる。それが常呂の魅力です。